EMIT-Japan WebCT レター

  • 登録・解除
  • プライバシーポリシー

【WebCT Vista事始(7)】WebCT Vista 日本語版 クイックツアー(3)

今回のWebCT Vista 事始は、WebCT Vistaによるオンラインコースデザインの2回目です。WebCT Vistaでは、提供されている機能に「ツール」と「コンポーネント」という概念が導入され、機能の利用頻度や重要度に応じて、機能の配置方法を使い分けることができるようになりました。

セクションデザイナとしてWebCT Vistaにアクセス

セクションにツールを配置するには、セクションデザイナの権限をもっている必要があります。セクションデザイナとしてセクションにログインすると、オンラインコースをデザインするための機能が用意されたビルドタブが表示されます。(このクイックツアーでは、ユーザはセクションデザイナとセクション教員を兼ねているので講師タブも表示されています。)

ツールとコンポーネント

WebCTキャンパスエディションでもそうだったように、WebCT Vistaで提供される教育・学習機能は「ツール」という概念で機能ごとに個別に提供されています。さらに、WebCT Vistaでは「ツール」を1つ以上の「コンポーネント」で構成されるもの、としています。
ディスカッションツールを例にとって「ツール」と「コンポーネント」の関係を説明しましょう。ディスカッションツールは複数のトピックを作成することができますね。ディスカッション「ツール」を構成する「コンポーネント」としてトピックを位置づけられるわけです。オンラインコースにおける議論の場をトピックという「コンポーネント」で実現し、ディスカッション「ツール」でそれらを管理します。例えば、個々のトピックにおける学生の活動を採点することや、トピックへの書き込みを制限するといった設定はディスカッションツールから一元管理します。

ツールとコンポーネントへのアクセス

ツールとコンポーネントの大きな違いは、それらへのアクセス方法です。

  • ツールは、コースツールバーに配置することはできますが、ホームページやオーガナイザページ、学習モジュールに配置することはできません。
  • コンポーネントは、ホームページやオーガナイザページ、学習モジュールに配置することはできますが、コースツールバーに配置することはできません。

学生が学習しやすいように、ツールとコンポーネントを使い分けて配置していきます。
例えば、ツールにたくさんのコンポーネントが存在する場合には、コースツールバーにツールを追加し、ツールバーからアクセスすることで、ホームページやオーガナイザページにたくさんの同じようなコンポーネントを並びたてる必要がなくなります。
ツールに含まれるコンポーネントのいくつかが学生の学習プロセスにとってとても重要な場合は、学習モジュールやオーガナイザページにそれらのコンポーネントを配置することによって、学習プロセスのそれらのコンポーネントを明示的に提示することができます。

学生に対して提供される教育・学習機能はコンポーネントで実現されるので、学生はコースツールバーに登録されているツール経由か、オーガナイザページ(ホームページ)からコンポーネントにアクセスします。
デザイナのコンポーネントへのアクセスは、ツールバーやオーガナイザページのほかにオンラインコースデザインに便利な「コンテンツインベントリ」タブが用意されています。教員には、ツールでの学習管理に便利な「ツール表示」タブが用意されています。

ツールの配置

デザイナでセクションにログインし、ビルドタブでコースツールバーの設定を行います。
ツールをコースツールバーに追加すると、学生がコースツールバーのツールのアイコンをクリックしてツールにアクセスできるようになります。

学生で同じセクションにログインすると、デザイナによってコースツールバーに追加されたツールは以下のように表示されます。

コンポーネントの配置

オーガナイザページにコンポーネントを配置する場合

WebCT Vistaのツールそのものをオーガナイザページ(ホームページ)、または、学習モジュールに配置することは大抵の場合できません。オーガナイザページや学習モジュールにはそれぞれのツールを構成するコンポーネントを配置することができます。
オーガナイザページに追加できるコンポーネントはビルドタブの左側の部分に表示されます。

  • ホームページは学生がセクションにログインする際に、最初に表示されるページです。ホームページはセクションに対して必ず1つあります。
  • オーガナイザページはホームページと全くといってよいほど同じ機能を持っています。オーガナイザページをホームページあるいは他のオーガナイザページの中に配置することによって階層化されたページに教材を配置することができます。

学習モジュールにコンポーネントを配置する場合

学習モジュールは、学習内容に基づいて構成される教材(コンテンツファイルや別のコンポーネント)をまとめることのできるコンポーネントです。
たとえば、1回の講義に必要なコンテンツファイルやコンポーネントを1つの学習モジュールに組み込み、まとめることができます。学習モジュールを構成するときも、追加可能なコンテンツファイルやコンポーネントをビルドタブの左側の部分から選択します。学習モジュールに追加できるコンポーネントの種類はホームページやオーガナイザページの場合と少し異なります。

コンポーネントを作成する

メディアライブラリやディスカッション、チャットとホワイトボードのように、最初からコンポーネントがツールに用意されているものもありますが、大抵の場合、デザイナがコンポーネントを準備しないといけません。
デザイナがコンポーネントの作成や管理を行うために用意されているのが、ビルドタブのコンテンツインベントリです。コンテンツインベントリからツールにアクセスし、ツールに存在するコンポーネントを管理します。

ケーススタディ:ディスカッショントピックを作成し、ホームページに配置する

では実際にWebCT Vistaでコンポーネントを作成し、作成したコンポーネントをホームページに配置してみたいと思います。例としてディスカッションツール取り上げます。

  1. デザイナ権限を持ったユーザでセクションにログインし、ビルドタブを表示します。基本表示タブにホームページが表示されます。ここにディスカッショントピックを配置することにしましょう。

  2. ディスカッショントピックは、ディスカッションツールのコンポーネントですから、トピックを作成するために、コンテンツインベントリからディスカッションツールにアクセスします。

  3. ディスカッション画面が表示されます。ディスカッションツールにはデフォルトトピックというタイトルのディスカッショントピックが最初から用意されています。
    ここでは新しくディスカッショントピックを作成するので「トピックを作成」ボタンをクリックします。

  4. 「トピックを作成」ボタンをクリックすると、「ディスカッショントピックを作成」画面が表示されます。ディスカッショントピックを作成するために必要な情報を入力し、保存ボタンをクリックします。

  5. 保存ボタンをクリックすると、再びディスカッション画面が表示され、新たに作成されたディスカッションがリストに表示されます。

  6. コンポーネントであるディスカッショントピックが作成されましたので、作成したディスカッショントピックをホームページに配置します。基本表示タブをクリックして、ホームページを表示します。この時点では、ディスカッショントピックはホームページに配置されていません。ホームページにディスカッショントピックを配置するために、画面左側のディスカッションをクリックします。

  7. ディスカッションをクリックすると、以下のようなメニューが開くので、メニューに表示されているディスカッショントピックから先ほど作成した「パワーポイントの使い方に関する質問」を選択し、追加ボタンをクリックします。

  8. 選択したディスカッショントピック「パワーポイントの使い方に関する質問」がホームページに配置されました。

文責:CSK 岩澤亮祐
(2005年 4月)