EMIT-Japan WebCT レター

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【WebCT Vista事始(8)】WebCT Vista 日本語版 クイックツアー(4)

今回のWebCT Vista 事始では、WebCT Vistaでオンラインテストを作成する・管理するための「アセスメント」ツールの紹介です。WebCTキャンパスエディションの「テスト・アンケート」ツールと「セルフテスト」ツールが統合され、出題可能な問題の種類も大幅に増えました。

アセスメントツール

WebCT Vistaにはテストを管理する機能としてアセスメントと呼ばれるツールが用意されています。アセスメントツールで作成されるアセスメント(コンポーネント)はオンラインで行われるテストやアンケートとして機能します。
アセスメントを使ってオンラインテストを行うことにより、テストの実施と採点に必要な作業が自動化されます。 個々のアセスメント(コンポーネント)は1つ以上の質問によって構成されます。すべての質問は質問データベースというツールで管理されており、アセスメントでは出題する質問を質問データベースから選択します。
また、アセスメントに質問を追加する際に質問を作成することも可能です。そこで作成された質問は自動的に質問データベースに追加されます。

アセスメントツールを使用し、WebCT Vistaでオンラインテストまたはアンケートを実施する手順は大きく以下5つの段階に分けられます。

  1. 質問の作成: デザイナ権限のユーザによって行われます。
  2. アセスメントの作成とコースへの配置: デザイナ権限のユーザによって行われます。
  3. アセスメントの実施: セクション教員権限のユーザによって行われます。
  4. アセスメントの解答と提出: 学生権限のユーザによって行われます。
  5. 提出されたアセスメントの管理: セクション教員権限のユーザによって行われます。

今回のクイックツアーでは、デザイナ権限のユーザが行う1. 質問の作成、2. アセスメントの作成と配置作業について見ていきます。

質問データベース

前回のクイックツアーでコースにツールを配置したときと同様に、質問やアセスメントの作成もデザイナによって行われます。デザイナに用意されているビルドタブ内で質問とアセスメントの作成作業を行います。(このクイックツアーにログインしているユーザはセクションデザイナとセクション教員を兼ねているので講師タブも表示されます。)

質問の作成する方法には次の2種類の方法があります。

  1. 質問データベースで質問を作成する方法: アセスメントを作成する前に、質問を作成する場合に使用します。
  2. アセスメントに出題する質問を追加する際に質問を作成する方法: 先に作成したアセスメントに新規に質問を追加する場合に使用します。

今回は、アセスメントを作成する前に質問データベースで質問を作成します。質問データベースはビルドタブ内のコンテンツインベントリにある質問データベースへのリンクからアクセスします。

質問データベースでは、「カテゴリ」という単位で質問を分類管理することができます。質問データベースの画面では、登録されている質問がカテゴリごとに表示されます。各質問の「使用しているテスト」欄にはその質問が使用されているアセスメントのタイトルが表示されています。また、各質問の「アクション」欄にはアクションアイコンが用意されており、アイコンをクリックすることで質問のプレビュー、他のコースへの質問のエクスポート、質問の削除を行うことができます。

上の画面はカテゴリ表示ボタンが押された状態なのでカテゴリごとに質問が表示されますが、質問表示ボタンをクリックすると以下のようにタイトルでソートされた状態で質問が表示されます。

質問を作成する

WebCT Vistaでは9種類の質問を作成することが可能です。

選択形式
質問と選択肢が表示され、学生は選択肢の中から1または複数の選択肢を解答として選択します。
真偽形式
学生に対して質問が表示され、学生は真または偽かどちらかを選択します。
短文形式
単語や語句形式で答える質問が表示されます。学生に1つまたは複数の解答を入力するように設定することができます。複数の解答の入力を要求する場合、入力する解答の順序を指定することもできます。
組み合わせ形式
質問と正解となる組み合わせの選択肢が表示されます。
穴埋め形式
1つ以上の空欄を含む質問が表示され、学生がそれらの空欄を埋めます。それぞれの空欄で1つ以上の正解を設定することができます。
並べ替え形式
1つ以上のドロップダウンリストを含む質問文が表示され、ドロップダウンリストの選択肢から回答を選択します。
整合形式
2つのリストが表示され、学生は2つ目のリストにある項目に合うものを1つ目のリストから選択します。
計算形式
簡単な計算問題を作成します。出題される計算式には指定した範囲内の値を使用し、出題されるごとに値が変わります。
記述形式
長い文章で回答する形式の問題です。記述形式質問は自動採点ができないので、セクション教員またはティーチングアシスタントによって採点されます。

今回はこれらを代表して実際に真偽形式の質問を作成していきます。「質問を作成」ドロップダウンリストボックスで真偽形式を選択し、ドロップダウンリストボックスの横のOKアイコンをクリックします。

以下のように真偽形式質問の作成画面が表示されます。質問のタイトルと質問文を入力し、正解が真であるか偽であるかを指定します。また、HTMLエディタを使って質問文を入力することも可能です。

画面下の保存ボタンをクリックすると質問データベースに質問が作成されます。保存ボタンをクリックする前にプレビューボタンをクリックすると以下のように作成中の質問のプレビューを表示することができます。

この画面で採点ボタンをクリックする以下のような画面が表示されと答案の表示方法を確認することができます。

アセスメントを作成する

WebCT Vistaでは以下の3種類のアセスメントを作成することが可能です。

テスト
テストは成績の対象となるオンラインテストです。テストに含まれる質問によって、テストの採点が自動的に行われるかどうか決まります。
アンケート
アンケートは匿名のオンラインアンケートで成績に影響しません。提出されたアンケートは匿名で取り扱われるので、セクション教員やティーチングアシスタントはどの学生がどのアンケートの回答を提出したかを確認することができません。
セルフテスト
セルフテストは学生の確認用に用意されたオンラインテストです。セルフテストの点数は成績に影響しません。

今回は先ほど作成した真偽形式の質問を出題するテストを実際に作成します。アセスメントツールはビルドタブ内のコンテンツインベントリにあるアセスメントへのリンクからアクセスします。

アセスメント画面には作成されたアセスメントの一覧が表示され、設定内容を確認することができます。また、各アセスメントの「アクション」欄にはアクションアイコンが用意されており、アイコンをクリックすることでアセスメントの設定の編集、選択的公開、プレビュー、エクスポート、削除などの処理を実行することができます。

アセスメントに質問を追加する

「アセスメントを作成」ボタンをクリックし、アセスメントを作成していきます。
アセスメントを作成画面でアセスメントのタイトルを入力し、アセスメントのタイプを選択して保存ボタンをクリックします。「既存のアセスメントに基づく」のチェックボックスを選択すると、選択した既存のアセスメントのコピーとしてアセスメントが作成されます。

新しくアセスメントが作成されると、アセスメント画面に作成されたアセスメントが追加されます。

次に作成したアセスメントに質問を追加してみましょう。アセスメントに質問を追加するには、アセスメント画面の一覧表示から、質問を追加するアセスメントのタイトルをクリックします。すると、アセスメントに質問を追加するための画面が表示されます。先ほど作成したアセスメントには質問が無いので以下のような表示になります。今回は質問データベースにある質問をアセスメントに追加するので「既存の質問を追加」をクリックします(アセスメントに追加する質問を新規に作成する場合には「質問を作成」の下から作成する質問形式を選択します)。

「既存の質問を追加」をクリックすると、質問データベース画面が表示されますので、一覧からアセスメントに追加する質問のチェックボックスを選択し追加ボタンをクリックします。

質問が追加されると、以下の画面でアセスメントに質問が追加されたことを確認することができます。

質問の他に、質問セットを追加して、複数の質問から指定された数の質問をランダムに学生に対して出題することや、パートを追加して質問内容によってグループ化することができます。
質問の点数を変更したい場合は、質問の点数カラムの値を変更し、「合計を更新」ボタンをクリックします。 プレビューアイコンをクリックして作成したアセスメントを実際に受験して確認することも可能です。

アセスメントの設定を編集する

デザイナと教員は、アセスメントの質問提示形式などの設定を変更することができます。デザイナとしてログインしアセスメントの設定を編集するには、コンテンツインベントリからアセスメントにアクセスし、設定を編集するアセスメントのアクションメニューの「設定を編集」アイコンをクリックします。

あるいは、アセスメントに質問を追加するための画面の右上に表示される「設定を編集」アイコンをクリックします。

アセスメントの設定の編集は以下の画面で行います。設定を編集し終わったら保存ボタンをクリックします。

アセスメントを配置する

最後に学生がアセスメントを受験できるようにセクションに配置します。アセスメントの配置方法は他のツールや教材と同様、コースツールバーにアセスメントツールを追加するか、作成したアセスメントコンポーネントのリンクをホームページ、オーガナイザページ、あるいは学習モジュールに追加します。

アセスメントを配置したいが、まだ学生に対して公開したくない場合はアセスメントツールの「利用可能」欄の設定を”いいえ”にするか、あるいは選択的公開をアセスメントに対して設定します。

アセスメント「パワーポイント入門テスト」がホームページに配置されました。

文責:CSK 岩澤亮祐
(2005年 5月)